[障がい者理解講座~視覚障がい者と盲導犬について~]に参加して
今更書く事でも無いが、毎日めちゃくちゃ暑い。
BLINDなので簡単に外に出られる訳でも無いが、出来れば外に出たくは無いものだ。
この時期、近所迷惑を考えず自室のステレオでスタジアムクラスのHARDなROCKを大音量で聴き、暑さをまぎらわすのが十代の頃からの通例なんだけど、数か月前にコレクターの人から頂いた「THE BEACH BOYS」のBOXセットのCDを暇があれば良く流し、聴いている。
以前から興味があったバンドなんだけど、手つかずで今にいたったけど中々のお気に入りだ。
と言う事で「THE BEACH BOYS」を聴きながら、これを書いています。アメリカ西海岸にいるイメージでね。夏っぽいでしょ?(苦笑)。
「わーくぴあ」が運営している「わーくぴあ農園」。
猛暑とは言え、畑での野菜の収穫や雑草取りはやらなくてはいけない仕事。
利用者も行っていたが、あまりの猛暑で危険な時は、早い時間に職員が収穫・雑草取り等にかなり行ってくれている、代表K氏も行っていた様だ。
利用者が「熱中症」で倒れたらマズイからなんだろうけど、中々「障害者施設」の利用者には難しいのか?どちらにせよ、職員のみなさんには頭が下がります。
今年はジャガイモ・いんげん・ナス・その他色々、沢山収穫出来たんだけど、トウモロコシが何者かに半分?くらい食べられてしまった様だ、リス?虫?誰だろうか?
手をかけて農薬等などを使わず、農薬:栽培中不使用で育てるのは難しいんだな、と改めて思いました。
2023年7月24日(月)に、横浜市鶴見区の「馬場地域ケアプラザ」で開催された「障がいの理解講座~視覚障がい者と盲導犬について~」と言った講座に、「わーくぴあ」も参加させてもらいました。
当日は、昼飯を早々に食べ終え「わーくぴあ」代表K氏と職員S氏と、自分を含み利用者3名の合計5名で横浜鶴見の「馬場地域ケアプラザ」に向かった。
講座は「日本盲導犬協会」の職員数名と、現在訓練中の盲導犬、それと「盲導犬ユーザー」の人もオンラインで参加しておこなわれた。
講座は「盲導犬協会」は考え方の違いか、いくつか協会があると言った事や盲導犬の育成、役割、引退後の生活等の話など多岐に亘った。
訓練中の盲導犬も来ていて実演もしてくれたけど、鳴き声一つしないからBLINDの自分には本当に来ているのか?分からない程、おとなしくて静かだった。
現在、日本には盲導犬が約830頭活動しているらしいんだけど、多いのか?少ないのか?考えて見ると「晴眼者」時代に、自分が盲導犬を連れて歩いている人を見た事は数回しか無かったと記憶しているので、やはり少ないのかな?貴重だ。
別の協会だけど最近「盲導犬ユーザー」になったBLINDの友人がいる。
彼からも盲導犬との生活の話は、良く聞いている。
盲導犬と歩くと白杖を持って歩くより、断然速く歩けるし安全だと言っているんだよね。
自分は歩行訓練を受けていて歩行訓練士に「歩くのが速い!」とさんざん注意されている身なので何だか悩ましい話だよ。
ただ最近の暑さには注意が必要で、あまりにも熱いと盲導犬の足が火傷してしまうらしい。
それ以外にも「よそ見運転」の自転車等とぶつかりそうになったりと危険もあるそうだ。
まだ盲導犬を連れての来店を断る店があると聞くから、早く理解が進む事を願っています。
彼は自分の盲導犬の事を「相棒」と呼んでいる、もう「一心同体」の親友みたいだよ。
そう言えば、日本盲導犬協会の人が犬の性別を「オス」とか「メス」とは呼ばず「男の子」「女の子」と呼ぶんだなと、晴眼者の愛犬家の友人も、そんな呼び方だったと思い出したよ。
「わーくぴあ」の宣伝、自主製品の販売を講座の前後でさせてもらいました。
思っていた以上に、自主製品を買ってくれた人がいて良かったです。
どうもありがとう!感謝しています。
THE BEACH BOYS
「SURFER GIRL」を聴きながら。 JUN BLIND