タッチパネルで困った!
タッチパネルが幅を利かせるようになったのは、コロナで非接触が呼びかけられてからでしょうか。ファストフード・居酒屋・駅の券売機・ATMとあらゆるところにタッチパネルが存在しています。
先日「みなとみらい」「新横浜」と続けて居酒屋に行く機会がありました。「みなとみらい」は視覚障碍者とガイドさん、私(晴眼・高齢)の3人です。席に着くとタブレットを渡され、これで注文か呼び出しのボタンを押してくださいとのこと。私たちは勿論、紙のメニューを見てボタンを押し注文しました。あれこれ頼み、飲んで食べて楽しい時を過ごすことができました。「新横浜」は事前に予約してあったので席も確保されていて安心しましたが、それも束の間、当たり前のようにタブレットを渡されました。そして、声をかける間もなく彼女は去ってしまったのです。ロービジョン2人全盲1人、私の計4人のグループ、予想はしていたものの・・・頼んでいないものが来たり、頼んだものが来なかったりトラブル続きでした。
視覚障碍者や高齢の私にとってタッチパネルはただのツルツルの板、確かにQRコードをスマホで読み取りそれを音声で聞き注文できる視覚障碍者もいます。しかし、皆ができるとは限らず、困っている人も多いのではと感じました。
ツルツルのスマホを視覚障碍者は苦労しながらも使いこなしています。タッチパネルを無くすことはできないでしょう。しかし、誰もが使えるような工夫はできるのではと期待しつつ、親切な誰かに手伝ってもらおうと思っている私です。